Project Description

順天堂大学新研究棟

日本医学の先駆者たちの思いを継承する 「順天堂の伝統」 と、 世界を見据え最先端の教育 ・ 研究施設の実現を目指す 「順天堂の革新」、 この二つの思いを寄せたプロジェクトとなる。 研究者同士の交流 ・ 実験機器の有効利用を目的とし、 空間を共有して研究することがセレンディピティ溢れる相乗効果を生み、 世界をリードするイノベーションコモンズとなるラボ空間を実現した。 国内に類を見ない臨床 ・ 基礎研究の隔たりが無く、 視線が抜け透明性の高い多層にも連続するオープンラボとなる。前面ファサードは1906年に建設され関東大震災で焼失した「順天堂醫院旧本館」 を順天堂180年の歴史を語る象徴として再現した。環境面では国内の大学で初となるLEED-NC 「プラチナ」、 CASBEE-建築 第3者認証 「Sランク」 のダブル認証となり世界をリードする。

建物概要

所在地:東京都文京区本郷
建築主:学校法人順天堂
プロジェクトアーキテクト、基本設計、監理:株式会社日本設計
実施設計、施工:鹿島建設株式会社
規模:建築面積3,569㎡(既存716㎡含む)
延床面積37,640㎡(既存8,688㎡含む)
地下2階、地上13階、高さ66.65m
竣工:2020年9月

認証

認証システム・バージョン

LEED-NC v2009

認証レベル

PLATINUM

認証取得

2021年5月

外構夕景

2F研究支援エリア

1Fホワイエ

B1・1F小川秀興講堂525席

正面全景

写真:解良信介_URBAN ARTS

お茶の水橋より

正面ファサード・夕景

ラボフロア・スタッフルーム

ラボフロア・オープンラボ

ラボフロア中央階段

13Fカンファレンスルーム

1Fカンファレンスルーム

2F食堂

外構朝景